himekuriの日付シールをバレットジャーナルに使わない人の有効利用法を考えました

真っ白なカレンダー

日めくり付箋カレンダー「himekuri」

日めくり付箋カレンダー「himekuri」という新しい商品のプロジェクトに参加させていただいて数年になりますが、ユーザーのみなさんの利用方法というのは多種多様です。

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もちろん、剥がしたふせんを、日付けシールとしていろいろなところに貼って使えますよというのは一番の売りですので、流行りのバレットジャーナルなど手帳術に使っていただけると便利かと思います。

でも、いくら流行りとはいえ、全員が全員バレットジャーナルをやっているわけではないというのも事実です。実際にわたくしも作る側でありながら、日付けシールとしては使っておりません。(日付けはいつもスタンプで捺しています。それはまた別の機会にご覧いただきます。)

カレンダーonカレンダー?

そんなある日のこと。クリーニングタグの紙(耐洗紙)を使った「現代の大福帳」プロジェクトでごいっしょした共生社の槙野社長が、毎日アップしているブログにこんな写真を投稿されていました

こ、これは!

思わず声が出ましたね。カレンダーによる、カレンダーの再構築です。2019年のhimekuriは日曜日はじまりなので、週ごとに柄も揃っています。

槙野社長は何の気なしに「もったいないから~」と貼られたようですが、わたくしは心がソワソワザワザワです。新商品を閃いてしまいました。

そうです。himekuriを貼るためのカレンダーです。槙野社長の例では、ちょっと隙間が多いですから、これをふせんジャストサイズにすれば、柄もつながって、人気のネコ柄や文具柄の一週間のストーリーもきれいにつながります。

早速、ネットショップでサイズの近いカレンダーを数種類取り寄せて、実験です。(実験と言っても貼るだけですが)

白暦(ホワイトカレンダー)

わ、めっちゃぴったりで驚きです。

白暦の試作

月と月の境目の週は、柄が途切れてしまいますので、どちらかの月に寄せていただければよろしいかと思います。

白いカレンダー実験

さて、サイズがあまりにもぴったりなので、これでいいという方はぜひ高橋書店さんの商品No.E63、エコカレンダー壁掛(A4)あたりをお買い求めになって、いまからでもやってみてはいかがでしょうか。

ホワイトカレンダー試作

白いカレンダー

さて、問題はここからです。

このカレンダー、himekuriを貼るためのものではありますが、それだけでしたら枠の線だけ引いたものがあれば済みます。やはりカレンダーとしてもちゃんと成立しているものが欲しいと思いました。わたくしなりの理想のカレンダー像はこんな感じです。

・シンプル。究極にシンプルなカレンダーが欲しい。土曜日が青で日曜日が赤というようなお決まりの色分けも要らない。

・予定などを書くスペースはちゃんと欲しい。白場をなるたけ多く取りたい。

・いや、himekuriを使っていない方にも、そんなシンプル過ぎるカレンダーが欲しいと思っている人はいるはず。 それこそちょっと離れたところから見たら、カレンダーかどうかもわ からないくらいの。

・・・という条件を満たすカレンダーはというと、とりあえずこんな感じになりますでしょうか。

真っ白なカレンダー

文字は薄いグレーで印刷しましたが、もしかするとエンボス・デボスとか、白のバーコ印刷でもいいかもしれませんね。(これは発売までしばらく悩みます。)

ネーミングですが、「白いカレンダー」というのが全然違うコンセプトのものでしたが既にありましたので、仮に「白カレンダー」もしくは「白暦(ホワイトカレンダー)」としておきます。

さてさて、どれほどの方にご賛同いただけるかわかりませんが、himekuriチームの関連商品として、急いで仕様を固めていこうと思います。(6月のFRAT展示会にてお披露目、9月発売予定)

ブングジャムさんにも早速いじっていただきました。キャッチコピー的な名言がどんどん出てすごい!
ひとまずおもしろがってもらえて嬉しいです。( ´∀`)ノ