モノマチイレブンにて、菁文堂さんのところに出店される手帳社中さんのところにさらに間借りいたしまして、ノンブルノート「N」および、ちょっと変わったお品を販売いたしますのでお知らせです。
目次
70年代のオランダの壁紙サンプルがちょうどA4だった
東京都小平市にあります、プチミュゼという雑貨屋さんをご存知でしょうか?店主の久保木さんがフランスで買い付ける古い紙ものなど、ヴィンテージ、アンティークファンにはたまらないお店です。(そういえば、紙文具のオーソリティ、フリーアナウンサーの堤信子さんも「プチミュゼさん大好き!」って言っておられましたね。)
以前伺った際に見つけたのが、70年代にオランダのインテリア会社が作った、壁紙のサンプル帳でした。1枚ずつ違う柄で、その大きさはA4。
ちょうどノンブルノート「N」の準備中だったわたくしたちは、「これは!」と閃き、その紙を購入しました。A4の半分はA5です。そう、ノンブルノートの姉妹品が作れるのでは?と思ったのです。
ノンブルノート「N」の試作ロットで製作
そしてできたのがこちらのノートたちです。すべて一点もの。ダブリ柄はないので、正真正銘の「世界でひとつ」です。昨年の東京インターナショナルペンショーでも販売しましたので、その際に売れたものはありませんが、大変に味のある表紙たち。
うーん、あの頃感、日本じゃない感がハンパないですね。
限定品ではありますが、「CROSS CLOTH」という名前を付けました。
壁紙ですので、基本的な素材としては紙ですが、中には毛入りのような、ファブリック的な珍しいものもあります。
仕様がノンブルノートと異なります
まず、コデックス装で180度パタンと開くのは変わりありません。本文の用紙も、菁文堂さんの手帳専用紙です。薄いのに裏抜けしにくい高品質紙。
ノンブル入りな点も同じですが、5mm方眼の罫線が点線でなく実線です。グレーとベージュの間のようなマイルドな色で印刷してあります。
ここからが大幅に異なります。表紙を開いた見返し部分が、紙でなくクロスです。ファブリックです。否応なしに高級感があります。
設計途中ならではの、、、
しかし、モック用に急いで仕立てた製本だったため、見返しの次のページにいきなり1ページ目を貼ってしまいました。つまり、1ページ目が表面感のあるクロスと張り合わせになっており、ザラザラで非常に書きにくいです。
つきましては、この1ページ目はノーカウントでお考えいただきたく存じます。まさに設計途中のファーストロットでしたので、こういった凡ミスが。
結果的に、最後の190ページ目も同じことになりますので、2ページから189ページまでのノンブル入りノートとしてお使いください。
恥ずかしながらの一品ですが、クラウドファンディングで作りこんでいった経過を知ることのできる、ある意味レアなノートです。この世に34冊しか存在しません。
モノマチ@菁文堂で販売します
こういったリアルイベントでしか販売しないものですので、気になった方はどうぞご来場くださいませ。
>>街歩きイベント「モノマチ」
※菁文堂ブースは25日・26日のみの参加です。