新しい菁文堂手帳用紙のお話

ノンブルノートは「菁文堂手帳用紙」でできています。

イベントでの試し書き

ノンブルノート「N」を作った後に菁文堂さんに教えてもらったのですが、この菁文堂手帳用紙、実は大いなる奇跡の産物だったのです。

菁文堂手帳用紙は、手帳製造百年の菁文堂さんが王子製紙に依頼して特別抄造(つまり菁文堂専用)している、一般文具商品としてはまだほとんど出回っていない、手帳のための専用紙です。

手帳の必須条件である「コンパクトさ」を追求し、「できるだけ薄く、しかし裏抜けは極力避ける」という相反する要素をギリギリまで突き詰めた紙。

その結果、「つるつるすべすべで、しかも不思議なしっとり感」という極上の質感を奇跡的に得て、「触っているだけで癒される」という万年筆ファンもいらっしゃるほど。

まさに「赤ちゃんのおしり」という例えがぴったりの触り心地なのです。

それがなぜ奇跡かというと、どうしてその質感を得られたのか、誰にもわからないからです。

旧来の菁文堂手帳用紙は、もともと王子製紙の北海道は苫小牧工場で作られていました。それが、会社の都合で宮崎の日南工場での抄造に変更となったのですが、同じ原材料で同じ機械、同じ設定で作ったのに、できあがった紙は質感が全然違ったのです。

「なに、このしっとり感!」

関係者はみな驚きました。思い通りのものができなかったのは、生産管理的に考えれば困ったことです。しかしどう考えてもプラス面でしかありませんから、これは神様からのギフトだと思うことにして、そのまま調整を続け、「新しい菁文堂手帳用紙」を完成させました。(製紙業界では、こういうことがたまに起こるのだそうです。)

それが、ノンブルノート「N」のクラウドファンディング企画が始まる少し前のこと。このタイミングを奇跡と呼ばずになんと言いましょうか。

ぜひ、お手持ちの他のノートの本文用紙と触り比べてください。そのきめ細やかさ、滑らかさに驚かれると思います。もちろん、そんな紙が書きにくいわけがありません。どんな筆記具でもストレスフリーの書き味をお楽しみいただけるはずです。

お客様の声など

水彩画にも

これはマンスリー帳ですが、紙は同じ菁文堂手帳用紙です。水彩で絵も描けるというのは驚きました。(あじさん、ありがとうございます。)

菁文堂手帳用紙の可能性を感じますね。

60冊中ナンバーワン?!

GionshoujyaNoKanenokoeさんのように、大変にお褒めくださっているユーザーさんもいらっしゃいまして、恐れ入ります。本当にありがとうございます。